翻訳と辞書
Words near each other
・ ジョン・オルルド
・ ジョン・オルルード
・ ジョン・オ・グローツ
・ ジョン・オーウェン・ブレナン
・ ジョン・オーガスタス・ライツ
・ ジョン・オーガスト
・ ジョン・オーガストス・ローブリング
・ ジョン・オーガスト・アンダースン
・ ジョン・オーグスタス・ローブリング
・ ジョン・オースティン
ジョン・オースティン (法哲学者)
・ ジョン・オーツ
・ ジョン・オーティス
・ ジョン・オーデュボン
・ ジョン・オーブリー
・ ジョン・オーリック
・ ジョン・オールコック
・ ジョン・オールデン・カーペンター
・ ジョン・オールデン・ディクス
・ ジョン・オールドカースル


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

ジョン・オースティン (法哲学者) : ミニ英和和英辞書
ジョン・オースティン (法哲学者)[もの]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちょうおん]
 (n) long vowel mark (usually only used in katakana)
: [ほう]
  1. (n,n-suf) Act (law: the X Act) 
哲学 : [てつがく]
 【名詞】 1. philosophy 
哲学者 : [てつがくしゃ]
 (n) philosopher
: [がく]
 【名詞】 1. learning 2. scholarship 3. erudition 4. knowledge 
学者 : [がくしゃ]
 【名詞】 1. scholar 
: [もの]
 【名詞】 1. person 

ジョン・オースティン (法哲学者) : ウィキペディア日本語版
ジョン・オースティン (法哲学者)[もの]
ジョン・オースティンJohn Austin, 1790年 - 1859年)はイギリス法哲学者である。
彼はシチリア島及びマルタ島で軍役についたあと、法律の勉強に励んだ。
彼は1818年に英国弁護士会のメンバーとなったが、後に弁護士としての活動を辞め、法を科学的な手法に基づいて研究することに励み、
1826年から1832年にかけてロンドン大学の法学教授となった。
その後、彼は王立委員会のメンバーとなった。
彼の著作、特にThe Province of Jurisprudence Determined(1832年)とLectures on Jurisprudenceは英国の法哲学分野に大きな影響を与えた。

== 法実証主義 ==

オースティンの法哲学の基礎理論は以下の三点である。
*法とは、何者からも独立した支配者、つまり主権者の命じる命令である。
*法において、命令と罰則は表裏一体である。
*主権者は、常に支配する側である。
彼は法実証主義の創始者として知られている。彼は道徳と法を明確に区別しようとした。
彼はジェレミー・ベンサム功利主義に大きく影響を受けている。
オースティンは実証主義の手法を法哲学に持ち込んだ。つまり彼は法を主権者からの命令として認識し、その命令には罰則が付随すると考えた。彼は主権者の定義の中で、常に社会が主権者に服従するものと考えた(主権者命令説)。
この理論は主権についての問題を多く提起した。例えば、複数名の議員からなる議会制は、主権の独立性を失わせる可能性がある。
彼の理論はまた、憲法国際法、罰則のない法、あるいは権利を付与する法についての説明を欠いている。罰則がない、あるいは誰かに何かを許す法―例えば契約法であるとかについては、彼はルールに付随した事項の不履行によって、実際に罰則が与えられるのだとしたが、そのような罰則は、実際は「契約の無効」である。
この理論によって彼は法を、第一に誰かを支配する権力である、と定義した。この定義は20世紀の法哲学者H.L.A.ハートによって、要求を暴力によって満たす西部劇のガンマンのようだ、と批判された。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「ジョン・オースティン (法哲学者)」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.